歯磨き効果を劇的に上げる4つのコツ
- 2025年8月9日
- セルフケア
毎日欠かさず歯磨きをしているのに、歯科検診で「磨き残しがありますね」と言われてしまうことはありませんか?
歯ブラシだけでは、歯と歯の間や奥歯の溝、歯周ポケットなど、どうしても磨きにくい場所が出てきます。
こうした「磨き残し」は、むし歯や歯周病の原因となり、お口の健康を脅かす大きなリスクとなります。
このコラムでは、歯磨きの効果を最大限に高めるためのプロのテクニックをご紹介します。
奥歯の磨き方や前歯の裏側の磨き方など、具体的な歯磨きのコツを知ることで、毎日のセルフケアの質をぐっと向上させることができます。
Contents
プロが教える!歯磨きの効果を上げる4つのコツ
歯磨きの効果は、ただ長時間磨けば良いというわけではありません。以下のポイントを意識することで、効率的にプラーク(歯垢)を除去し、お口の健康を守ることができます。
・奥歯の磨き方:奥歯の噛み合わせの面は溝が複雑で、汚れが溜まりやすい場所です。歯ブラシの毛先を溝にしっかり当てて、小さな円を描くように磨きましょう。また、一番奥の歯の裏側は、歯ブラシを縦に入れてかき出すように磨くと効果的です。
・前歯の裏側の磨き方:前歯の裏側は、歯並びによっては歯ブラシが届きにくい場所です。歯ブラシを縦にして、毛先を歯ぐきの境目にしっかり当ててかき出すように磨くのがコツです。
歯ブラシだけでは、歯と歯の間のプラークは6割程度しか取り除けません。
残りの4割のプラークを除去するために、デンタルフロスや歯間ブラシの併用が不可欠です。
これらの道具を正しく使うことで、歯周病やむし歯を効率的に予防できます。
・電動歯ブラシ:高速振動や回転により、短時間で効率的にプラークを除去できるのが大きなメリットです。歯磨きが苦手な方や、細かい動きが難しい方におすすめです。
・手磨き:歯並びやお口の状態に合わせて、細かく磨き方を調整できる点が強みです。
どちらを選ぶか迷う場合は、ご自身のライフスタイルやお口の状態に合わせて、歯科医師・歯科衛生士に相談すると良いでしょう。
歯磨き剤に含まれるフッ素を歯に長く留めることが、むし歯予防の効果を高める大切なポイントです。
そのため、歯磨きの後のうがいは 少量の水で1回だけ にしましょう。
具体的には、ペットボトルのキャップ1杯分(約5〜10ml)程度の水で口を軽くすすぐくらいが目安です。
何度も勢いよくゆすいでしまうと、せっかくのフッ素が流れ落ちてしまいます。
伊丹とく歯科の丁寧なブラッシング指導で磨き残しゼロへ
伊丹とく歯科では、「セルフケアの質を上げたい」「磨き残しをなくしたい」という患者様の想いに応えるため、丁寧なブラッシング指導に力を入れています。
一人ひとりの歯並びやお口の状態を診査し、どこに磨き残しが多いかを染め出し液を使って可視化します。
これにより、ご自身の磨き癖を客観的に把握することができ、改善点も明確になります。
また、当院では患者様の口腔ケアをサポートする物販も充実させています。
正しいブラッシング指導と合わせて、歯周ポケットのケアに特化した歯ブラシや、効率的にプラークを除去できるアイテムなど、様々なケア用品を取り揃えています。詳しくは当院の物販ページをご覧ください。
「もっと効果的な歯磨きのやり方を知りたい」「自分に合った歯ブラシはどれ?」といったお悩みがある方は、ぜひ一度ご来院ください。
当院のスタッフが、あなたのセルフケアを徹底的にサポートいたします。
よくある質問
Q1. 歯周ポケットの磨き方を教えてください。
A. 歯周ポケットの磨き方として効果的なのは、「バス法」です。
歯ブラシの毛先を歯と歯ぐきの境目に45度の角度で当て、小刻みに振動させながらプラークをかき出します。
力を入れすぎると歯ぐきを傷つけるため、優しく行うことが大切です。
Q2. 歯磨きの後に舌も磨いた方が良いですか?
A. 舌の表面についた汚れ(舌苔)も口臭の原因になります。ただし、舌はデリケートなため、専用の舌ブラシを使い、力を入れずに優しく磨きましょう。
Q3. 歯ブラシの選び方のコツは?
A. 歯並びや口の大きさに合った、ヘッドが小さめで毛先の細いものがおすすめです。
毛先の硬さは「ふつう」を選ぶのが一般的ですが、歯ぐきの状態に合わせて調整しましょう。
9本の医療コラムまとめ|伊丹とく歯科ブログ
「正しい歯磨きの方法が知りたい」「デンタルフロスの使い方がわからない」「マウスウォッシュって本当に必要?」
歯やお口の健康に関する疑問や不安は、尽きることがありません。伊丹とく歯科では、そんな皆さまのお悩みを解決するために、日々のセルフケアに役立つ情報をブログで発信してきました。
これまでご紹介してきた「歯磨き」「フロス・歯間ブラシ」「マウスウォッシュ」の3つのテーマに沿って、特に読んでいただきたいコラムをまとめました。気になる記事を選んで、ご自身の状況に合わせた適切なケアを見つけてくださいね。
1. 正しい歯磨きの方法とタイミング
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歯磨きの基本の「き」 →記事を読む:「歯磨きの基本をマスターして、健康な歯を手に入れましょう!」
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朝と夜の歯磨き、ケアの違い →記事を読む:「歯磨きのタイミングはいつがベスト?朝と夜の正しいケア」
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歯磨きをもっと効果的に!プロが教えるテクニック →記事を読む:「歯磨き効果を劇的に上げる3つのコツ」
2. フロスや歯間ブラシの正しい使い方
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フロス・歯間ブラシの基礎知識 →記事を読む:「歯ブラシだけでは不十分?デンタルフロスと歯間ブラシの重要性」
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デンタルフロスの正しい使い方 →記事を読む:「歯ブラシでは届かない場所の汚れを除去!デンタルフロスの正しい使い方」
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歯間ブラシの正しい使い方と選び方 →記事を読む:「歯間ブラシは逆効果?サイズ選びのポイントと効果的な使い方」
3. マウスウォッシュは本当に必要か?
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マウスウォッシュの役割と選び方 →記事を読む:「歯磨きの代わりにはならない?マウスウォッシュの効果と正しい選び方」
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マウスウォッシュの正しい使い方と注意点 →記事を読む:「マウスウォッシュの効果を最大化!歯磨き後に使うべき理由を解説」
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マウスウォッシュと口臭ケアの関係 →記事を読む:「根本的な口臭の原因からアプローチ!マウスウォッシュの効果的な活用法」
まとめ
今回は、歯磨きの効果を高めるためのプロのテクニックについて解説しました。毎日の歯磨きに少し工夫を加えるだけで、「磨き残し」を減らし、むし歯や歯周病のリスクを大きく下げることができます。
兵庫県伊丹市にある伊丹とく歯科は、地域の皆様の口腔健康をサポートしています。当院は伊丹市にございますが、尼崎市にお住まいの方にも通いやすい立地です。「もっと効果的なセルフケアを知りたい」「自分に合った歯ブラシを見つけたい」という方は、ぜひ一度ご相談ください。丁寧なブラッシング指導で、あなたの健康な歯を末永く守るお手伝いをさせていただきます。
ご予約はお電話またはWebから承っております。皆様のご来院を心よりお待ちしております。
ページ監修医師
徳田進之介
兵庫県伊丹市・新伊丹駅から徒歩3分の「伊丹とく歯科」院長。
患者様一人ひとりに寄り添い、納得いただけるまで丁寧に説明し、高品質な治療を提供することを大切にしています。
特に 「しっかり噛める」「長く快適に使える」 義歯治療や、見た目の美しさと機能を両立した審美歯科 に力を入れています。既製品では満足できない方、ワンランク上の精密な治療を求める方に、最適な選択肢をご提案いたします。
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そんな方のための歯科医院を目指しています。
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