「おしゃぶり」や「指しゃぶり」はいつまでOK? 歯並びに影響が出る時期
- 2026年1月11日
- 小児

「寝かしつけやお出かけの時、おしゃぶりがないと困る」「気づくといつも指をしゃぶっているけど、いつまでなら大丈夫?」
お子様の「指しゃぶり」や「おしゃぶり」の習慣は、多くの親御さんにとって大きな悩みの種です。赤ちゃんにとって「吸う」行為は、本能的な欲求を満たし、安心感を得るための大切な行動です。しかし、成長するにつれて、「このまま続けると歯並びが悪くなるのでは?」という不安が生まれます。
叱って無理にやめさせようと試みても、かえってストレスを与えてしまうのではないかと、親子の間で葛藤が生まれることも少なくありません。
伊丹とく歯科は、小児歯科の経験が豊富な歯科医院として、乳歯が生えてきたらすぐに診察が可能です。当院には、この「指しゃぶり」や「おしゃぶり」に関するご相談が数多く寄せられています。
本記事では、指しゃぶりとおしゃぶりが歯並びに影響が出る時期を明確にし、歯科医学的な観点から「いつまでに」「どのように」やめるべきかを詳しく解説します。
大切なのは、親御さんが不安を解消し、お子様に寄り添いながら適切なタイミングで次のステップへ進むことです。
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習慣が歯並びに与える影響と「3歳の壁」

指しゃぶりやおしゃぶりといった習慣が、なぜ歯並びに影響を与えるのでしょうか。
そのメカニズムと、歯科医学的に「やめるべき」とされる年齢の目安について解説します。
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歯並びが悪くなるメカニズム
歯並びが悪くなる主な原因は、「不適切な方向にかかる力」です。
指やおしゃぶりを吸うことで、前歯が押し上げられ、上下の前歯の間に隙間ができてしまいます。
奥歯で噛みしめても、前歯が閉じない状態です。
これは発音や前歯での咀嚼(そしゃく)に悪影響を及ぼします。
指をしゃぶる際に、指の腹が上顎(うわあご)の前歯を前方に押し、下顎(したあご)を後方に押す力が持続的にかかることで、上顎が前に突き出てしまいます。
頬の筋肉が内側に押され、歯列全体が狭くなり、永久歯が生えるスペースが不足する原因にもなります。
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「指しゃぶりはいつまで」? 歯並びに影響が出始める時期
歯科医学的に見て、おしゃぶりや指しゃぶりが習慣として定着し、歯並びに影響を与え始めるのは、3歳以降とされています。
この時期の指しゃぶりは、精神的な安定に役立つため、無理にやめさせる必要はありません。
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特に、永久歯が生え始める4歳以降も続くと、影響は深刻になります。
おしゃぶりの使用も、3歳を目安に徐々にやめることが推奨されます。
伊丹とく歯科では、乳歯が生えてきたらの定期的なチェックで、お子様の歯並びや顎の成長、そして指しゃぶりの影響の有無を専門的に診察し、個々のお子様に最適なアドバイスを行っています。
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「おしゃぶり」と「指しゃぶり」の影響の違い
どちらも基本的に歯並びへの影響はありますが、指しゃぶりの方が「吸う力」が強く、癖が強固になりやすい傾向があります。
また、指が前歯の間に挟まることで、開咬を引き起こすリスクが高いとされています。
おしゃぶりは、形状や硬さが選べるため、指しゃぶりよりは影響が少ないとも言えますが、年齢が上がるにつれて使用を制限することが重要です。
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「やめさせ方」の安心アプローチ

指しゃぶりやおしゃぶりを卒業するための、「お子様に寄り添うアプローチ」を重視しています。
無理に力ずくでやめさせようとすると、お子様のストレスになり、新たな問題行動につながる可能性があるからです。
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乳歯が生えてきたら始める早期相談
当院の最大の強みは、乳歯が生えてきたらすぐに検診や相談ができることです。
早期に相談いただくことで、歯並びへの影響が出る前に、歯科医師と連携して適切な対策を立てることができます。
3歳児健診などで指摘される前(2歳頃)から、おしゃぶりの卒業プランや指しゃぶりの頻度などを評価し、個々のお子様の性格や習慣に合わせた「やめさせ方」を提案します。
単に「やめなさい」と言うのではなく、お子様が理解できる「お口の健康」や「歯並び」についてのお話をすることで、お子様自身のやる気を引き出すサポートをします。
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専門家が実践する「指しゃぶり やめさせ方」3つのステップ
伊丹とく歯科では、親御さんへのカウンセリングを通じて、次の3つのステップで習慣の改善を目指します。
指しゃぶりは「退屈」や「不安」など、心理的な原因が背景にあることが多いです。
・不安の解消: 指をしゃぶるタイミング(就寝前、テレビを見ている時など)を記録し、その時に代わりとなる安心感(抱っこ、絵本の読み聞かせなど)を提供します。
・環境の整備: 昼間の活動量を増やし、退屈な時間を減らすことで、自然と指しゃぶりの回数を減らします。
「やめられたこと」を褒めることで、お子様の自発的な行動を促します。
・目標設定: 例えば、「お昼寝の時だけやめてみよう」など、できる範囲の小さな目標を設定します。
・ご褒美システム: 目標が達成できたら、シールや小さなプレゼントなど、指しゃぶり以外の楽しみを与えることで、モチベーションを維持します。
上記の努力を続けても4歳頃まで習慣が続く場合は、小児歯科による専門的な介入を検討します。
・機能的な装置: 指をしゃぶれないようにする、あるいは吸うことを不快に感じるような専用のマウスピースや装置(バイオネーターなど)を短期間使用し、習慣を断ち切ります。
・早期矯正: 開咬や上顎前突といった歯並びへの影響が既に出ている場合は、プレ矯正(1期治療)を検討し、今後の永久歯の生え変わりをスムーズにする土台作りを行います。
伊丹市で指しゃぶりやおしゃぶりのやめさせ方にお困りでしたら、お子様の口腔健康を熟知した伊丹とく歯科にご相談ください。親御さんと二人三脚で、お子様の成長をサポートします。
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よくある質問と答え

伊丹とく歯科に寄せられる、指しゃぶりやおしゃぶりに関する年齢や歯並びへの影響についての疑問にお答えします。
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3歳でやめられれば、歯並びは自然に治りますか?
3歳頃までに習慣がなくなれば、歯並びへの影響はほとんどの場合、自然に改善する可能性が高いです。
ただし、開咬などが重度の場合は残ってしまうこともあるため、乳歯が生えてきたらの定期的なチェックが重要です。
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おしゃぶりの卒業はどのように進めるべきですか?
焦らず、徐々に使用時間を減らす「段階的卒業」がおすすめです。
例えば、昼間は使用せず、就寝時のみにする、次に1日に1回だけにするなど、お子様の年齢と理解度に合わせて進めましょう。
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指しゃぶりのせいで出っ歯になったら、いつ矯正すべきですか?
習慣をやめれば、軽度であれば改善が見込めます。
しかし、4歳以降も続き、明らかに歯並びへの影響が出ている場合は、伊丹とく歯科などの小児歯科にご相談ください。
本格的な矯正(2期治療)の前に、1期治療(プレ矯正)で改善できる可能性があります。
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やめさせ方で「苦い薬」は使ってもいいですか?
苦味剤の使用は、お子様に精神的なストレスやトラウマを与える可能性があるため、当院では推奨しておりません。まずはお子様の心に寄り添った環境調整と動機づけを優先しましょう。
(上記内容に関する詳細なご相談や治療については、伊丹とく歯科まで直接お問い合わせください。)
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まとめ:親子の安心と健康な歯並びのために

「指しゃぶり」や「おしゃぶり」は、お子様の成長過程でよく見られる行動です。本記事で最もお伝えしたかったのは、歯並びへの影響が定着し始める**「3歳頃」が、習慣を卒業するための重要な目安**となるということです。
・2歳までは心に寄り添う: 無理にやめさせようとせず、見守ってあげましょう。
・3歳からは専門家と連携: 3歳を過ぎて習慣が続く場合は、小児歯科に相談し、適切なアプローチでサポートを受けましょう。
伊丹とく歯科は、兵庫県伊丹市で小児歯科に力を入れています。乳歯が生えてきたらの定期検診から、指しゃぶりやおしゃぶりの習慣に関する歯並びへの影響のご相談まで、お子様の成長全体を見据えた口腔健康のサポートを行っています。
お子様の一生の歯並びと、親御さんの安心のために、ぜひ一度、当院にご来院ください。一緒に優しいやめさせ方を見つけ、お子様の笑顔を未来につなげましょう。
当院は伊丹市にございますが、尼崎市からも多くの患者様にお越しいただいております。
ご予約はお電話またはウェブサイトから承っております。皆さまのご来院を心よりお待ちしております。
ページ監修医師
徳田進之介

兵庫県伊丹市・新伊丹駅から徒歩3分の「伊丹とく歯科」院長。
患者様一人ひとりに寄り添い、納得いただけるまで丁寧に説明し、高品質な治療を提供することを大切にしています。
特に 「しっかり噛める」「長く快適に使える」 義歯治療や、見た目の美しさと機能を両立した審美歯科 に力を入れています。既製品では満足できない方、ワンランク上の精密な治療を求める方に、最適な選択肢をご提案いたします。
「本当に自分に合う治療を受けたい」
そんな方のための歯科医院を目指しています。
医院情報

伊丹とく歯科
兵庫県伊丹市平松4丁目3-12
050-3146-4274
https://toku-shika.com/


