「毎日欠かさず歯磨きしているのに、なんだかお口の調子がイマイチ…」

そう感じている方は、もしかしたら歯ブラシが合っていないのかもしれません。ドラッグストアには様々な種類の歯ブラシが並んでいますが、「どれを選べばいいかわからない！」という方も多いのではないでしょうか。

 

こんにちは！伊丹とく歯科 院長の徳田進之介です。当院では、患者様一人ひとりのお口の状態に合わせた歯ブラシ選びも大切にしています。実は、歯ブラシにはそれぞれ特徴があり、お口の悩みやケアしたい部分によって最適なものが違うんです。

今回は、当院でも人気の歯ブラシの中から、特にオススメの4種類をピックアップ！あなたの歯のタイプやライフスタイルに合わせて、本当に合う歯ブラシを見つけてみましょう。

 

想像を超える「やわらかさ」で優しく磨きたいあなたへ：クラプロックス CS5460

「歯ぐきがすぐに腫れてしまう」「歯磨きすると出血しやすい」

そんなデリケートな歯ぐきをお持ちの方に、ぜひ試していただきたいのが クラプロックス CS5460 です。

まるで羽のような、5460本の超極細毛

一般的な歯ブラシの毛の本数は、約500本～多くても1000本程度。しかし、クラプロックス CS5460はその名の通り、なんと5460本もの超極細毛がぎっしりと植えられています。これは、一般的な歯ブラシの約2倍～10倍という驚きの本数です。

 

秘密は「Curen®繊維（クーレンファイバー）」

この超極細毛は、自社開発のポリエステル繊維「Curen®繊維」で作られています。非常に柔らかいのに、適度な弾力があるため、歯ぐきを優しくマッサージしながら、歯垢をしっかりと除去できるのが特徴です。耐久性にも優れているので、長く愛用していただけます。

 

歯と歯ぐきの境目、歯間にもしっかりフィット

高密度に植えられた超極細毛は、歯と歯ぐきの境目（歯頚部）や奥歯の溝（列溝）、そして歯と歯の間の狭い隙間にも、無理なく入り込みます。力を入れなくても、毛先が優しく汚れをかき出してくれるので、歯ぐきを傷つける心配がありません。

 

 

 

ステインを効率よく落として白い歯へ：ルシェロ 歯ブラシ W-10 （ルシェロホワイトニング）

「歯の黄ばみが気になる」「もっと歯を白くしたい」そんな審美的な意識の高いあなたにオススメなのが、ルシェロ 歯ブラシ W-10 （ルシェロホワイトニング）です。

「しなやかなひし形毛」と「フラット形状」の秘密

この歯ブラシの最大の特徴は、特殊な形状の毛先にあります。「しなやかなひし形毛」の角が、歯の表面や歯と歯の間に付着した着色汚れ（ステイン）にしっかりと働き、効率的に除去します。また、「フラット形状」は、特にステインが気になる前歯の平らな面に毛先を密に当てるために設計されています。丸いラウンド毛に比べて、歯面への接触面積が大きく、ステイン除去力が約20％も高いという試験結果も出ています。

 

歯ぐきにも優しいやわらかさ

高いステイン除去力がありながらも、毛先は細くしなやかなので、歯ぐきを傷つけにくいのも嬉しいポイントです。

 

軽い力で磨くのがポイント

磨く際は、力を入れすぎず、軽い力（50～100gが適圧）で歯面に当てるようにしましょう。力を入れすぎると、歯ぐきを傷つけたり、毛先が開きやすくなる可能性があります。

 

ピンポイントで磨き残しを解消したいあなたへ：ワンタフトS

「奥歯の裏側が磨きにくい」「歯並びが悪くて、普通の歯ブラシだと届かない部分がある」そんなお悩みをお持ちの方にオススメなのが、ワンタフトS です。

 

一本の毛束に秘められた力

ワンタフトブラシは、その名の通り、毛束が一つだけになっている小さな歯ブラシです。通常の歯ブラシでは届きにくい特定の部位を集中的にケアするのに役立ちます。

 

デリケートな歯肉辺縁に優しい「ワンタフトS」

DENT.EX onetuftシリーズにはいくつかの種類がありますが、中でも「ワンタフトS」は、歯ぐきに接するデリケートな歯肉辺縁（歯頸部）のケアに最適です。やわらかい磨き心地で、歯ぐきに負担をかけずに丁寧に磨けます。

 

磨き残しが多いリスク部位を徹底ケア

奥歯の裏側や歯と歯の間、歯並びが複雑な部分など、磨き残しが多いと感じる場所にピンポイントでアプローチできます。舌側の清掃に適したネックの角度や、持ちやすいハンドルの形状も工夫されています。

 

初めてのワンタフトにも！「しなる」柄で使いやすい：ウェアエバー

「ワンタフトブラシに興味はあるけど、なんだか難しそう…」そんな初心者の方にぜひ試していただきたいのが、ウェアエバー です。

 

磨く力をコントロールする「しなる」柄

ウェアエバーの最大の特徴は、磨くときの強さを自然にコントロールしてくれる「しなる」柄です。これにより、余計な力を吸収し、歯や歯ぐきに負担をかけすぎることなく、「ちょうどいい」強さで磨くことができます。

 

効率よく汚れを落とす太い毛束

太めの毛束が、歯の表面や歯と歯の間のプラーク（細菌のかたまり）を効率よく落とします。また、初心者でも狙った場所に当てやすいように、ハンドルのデザインも工夫されています。

 

届きにくい場所の強い味方

奥歯の裏側、歯と歯の間、歯と歯ぐきの境目など、普通の歯ブラシが届きにくい場所の清掃に最適です。細かいブラシの動きが苦手な方でも、比較的簡単に使いこなせるでしょう。