「合わない入れ歯」を使い続けると全身に悪影響? すぐに歯科医に相談すべきサイン
- 2025年12月10日
- 入れ歯

皆さま、お口の健康を気にされていますか?
「最近、入れ歯がどうも合わない気がするけど、これくらいは慣れるものだろう」「少し痛みがあるけれど、放置しても大丈夫だろう」そう思っていませんか? もし、あなたが入れ歯を使用しているにもかかわらず、食事のときに噛めないストレスを感じたり、慢性的な頭痛や肩こりに悩まされているなら、それは入れ歯の不適合が原因かもしれません。
入れ歯の不適合は、単に口の中だけの問題にとどまらず、全身の健康に深刻な悪影響を及ぼすリスクをはらんでいます。特に入れ歯が合わないことで生じる症状を我慢し続けると、取り返しのつかない事態につながることもあります。
伊丹とく歯科では、地域の皆さまがいつまでも快適に食事ができるよう、入れ歯の作成に力を入れ、丁寧な診断とリスク管理を徹底しています。この記事では、合わない入れ歯を使い続ける危険なサインと、当院での解決策について詳しく解説します。
Contents
入れ歯が合わないと起こる全身症状とリスク

入れ歯は、使用していくうちに、時間の経過とともに合わない状態になることが少なくありません。
主な原因は、歯茎や顎の骨が痩せていくことや、入れ歯自体の摩耗・劣化です。
この「合わない入れ歯」を放置することで、口腔内だけでなく、連鎖的に全身に悪影響を及ぼします。
口腔内に現れる代表的な症状
・痛みや潰瘍(義歯性口内炎)
部分的に強い圧力がかかることで、歯茎や粘膜が傷つき、慢性的な痛みや炎症、さらには口内炎が頻繁に発生します。これは細菌やカンジダ菌の温床となりやすく、口腔内の衛生状態を悪化させます。
・滑舌の悪化
入れ歯が動いたり、適切な厚みや形になっていないと、発音が不明瞭になり、会話の楽しさが失われ、精神的なストレスにつながります。
・歯茎や顎の骨の吸収促進
不適合な入れ歯は特定の部位に過度な力を集中させるため、顎の骨が通常以上に早く痩せていき、さらに入れ歯が合わないという悪循環を引き起こします。
全身の健康を脅かすリスク
・慢性的な頭痛や肩こり
噛み合わせのズレた入れ歯を使い続けると、顎を動かす筋肉(咀嚼筋)や首・肩の筋肉に常に負担がかかり、緊張状態が続きます。
これが顎関節症や、慢性の肩こりや頭痛といった全身症状として現れます。
・消化不良と栄養不足
入れ歯が合わないと、食べ物を適切に噛めないため、丸呑みに近くなり、胃腸に大きな負担をかけます。
これが消化不良や胃もたれの原因になります。
さらに、硬いものや繊維質のものを避けるようになり、偏食が進むことで、知らず知らずのうちに栄養不足に陥るリスクが高まります。
・認知機能への影響
よく噛むという行為は、脳への刺激となり、認知機能の維持に重要であることが指摘されています。
噛めない状態が続くと脳の活性化が低下し、認知症の進行や発症リスクが高まる可能性もあります。
これらの全身症状を「年のせい」と諦める前に、まずは入れ歯が原因ではないか疑い、専門の歯科医院に相談すべきです。
伊丹とく歯科が実現する「ストレスのない入れ歯治療」
伊丹とく歯科は、皆さまの噛める喜びを取り戻すため、入れ歯の作成に力を入れて取り組んでいます。
私たちの考える「良い入れ歯」とは、単に歯の代わりになるだけでなく、噛み合わせのバランスを取り戻し、全身の健康を守り、そして何より患者さまの笑顔をサポートするものです。
伊丹とく歯科の3つの強み
「入れ歯が合わない」という症状一つとっても、その原因は多岐にわたります。
当院では、問診や視診だけでなく、最新の機器を用いた精密検査を実施し、入れ歯と噛み合わせの状態、患者さまの顎や粘膜の形状を徹底的に分析します。
特に、頭痛や肩こりなどの全身症状がある場合は、噛み合わせのズレが顎関節に及ぼす影響まで詳細に診断。根本的な問題解決を目指します。過去の不満点や痛みなども詳しくお伺いし、治療計画に反映させます。
入れ歯には、保険診療のものから、薄くて異物感が少ないノンクラスプデンチャー、デジタル技術を活用したデジタルデンチャー(自費診療)まで、複数種類があります。
患者さま一人ひとりの口腔内の状態、求める機能性、審美性、そしてご予算に応じて最適な入れ歯をご提案いたします。
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・異物感を減らしたい
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・バネが見えるのが嫌だ(審美性重視)
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・調整回数を減らして早く快適になりたい
といった具体的なご希望をお聞かせください。当院では、患者さまが納得して治療に進めるよう、メリットだけでなくデメリットやリスクも透明性を持ってご説明します。
入れ歯は作って終わりではありません。
入れ歯を快適に長くお使いいただくためには、定期的なメンテナンスと調整が欠かせません。
伊丹とく歯科では、入れ歯の噛み合わせチェックはもちろん、入れ歯と粘膜の間に溜まる歯垢のクリーニングも行い、口臭や口内炎のリスク管理を徹底。
「入れ歯の痛みを我慢して放置していた」ということがないよう、違和感が出たらいつでも相談すべき環境を整え、患者さまの長期サポートを重視しています。
入れ歯に関するよくある質問

Q. 「入れ歯は一度作ったら一生使えるの?」
A. 残念ながら、入れ歯は顎の骨や歯茎の形に合わせて作られていますが、人間の体は常に変化しています。特に歯がなくなると顎の骨は徐々に吸収され(痩せていき)ます。そのため、一般的に入れ歯は数年~十数年で合わない状態となり、修理(リライニング)や作り直しが必要になります。伊丹とく歯科では、定期的な検診でリスク管理を行い、適切な時期をご提案します。
Q. 「入れ歯の調整は何回くらい必要ですか?」
A. 初めて入れ歯を装着された場合や、新しい入れ歯にされた場合、数回の調整は必要不可欠です。入れ歯は天然の歯とは異なり、粘膜の上に載せるものですので、必ずどこかに痛みや違和感が出ます。当院では、患者さまからのフィードバックを基に、噛み合わせと粘膜への当たり方を精密にチェックし、丁寧に調整を重ねます。痛みや違和感を我慢せず、早めにご来院ください。
Q. 「保険の入れ歯と自費の入れ歯は何が違うの?」
A. 主に使える素材と製作工程が異なります。自費の入れ歯は、使用できる素材の選択肢が広く、例えば薄く作れることで異物感が軽減され、高い審美性も実現可能です。また、精密な型取りやデジタル技術を使用するため、噛み合わせの再現性が高く、全身の健康にもより良い影響をもたらす設計が可能です。詳しくは伊丹とく歯科のスタッフにご相談ください。
まとめ:伊丹市で全身の健康を守るための第一歩

「入れ歯が合わない症状を放置する」ことは、「車のタイヤがパンクしたまま走り続ける」ようなものです。
痛みや違和感を我慢することで、口内炎や消化不良、さらには肩こりや頭痛といった全身症状を引き起こし、全身の健康を損なう大きなリスクとなります。
伊丹とく歯科は、患者さま一人ひとりの噛み合わせを精密に診断し、複数種類から入れ歯を選べる体制を整え、ご納得いただける入れ歯治療を提供しています。
入れ歯の痛みや「噛めない」ストレスは、決して我慢すべき症状ではありません。
もし、あなたの入れ歯に少しでも合わないサインが見られたら、あなたの全身の健康を守るためにも、いますぐ当院にご相談ください。
快適な食生活と笑顔を取り戻し、より豊かな毎日を送るために、私たちが全力でサポートいたします。
当院は伊丹市にございますが、尼崎市からも多くの患者様にお越しいただいております。
ご予約はお電話またはウェブサイトから承っております。皆さまのご来院を心よりお待ちしております。
ページ監修医師
徳田進之介

兵庫県伊丹市・新伊丹駅から徒歩3分の「伊丹とく歯科」院長。
患者様一人ひとりに寄り添い、納得いただけるまで丁寧に説明し、高品質な治療を提供することを大切にしています。
特に 「しっかり噛める」「長く快適に使える」 義歯治療や、見た目の美しさと機能を両立した審美歯科 に力を入れています。既製品では満足できない方、ワンランク上の精密な治療を求める方に、最適な選択肢をご提案いたします。
「本当に自分に合う治療を受けたい」
そんな方のための歯科医院を目指しています。
医院情報

伊丹とく歯科
兵庫県伊丹市平松4丁目3-12
050-3146-4274
https://toku-shika.com/



