歯医者に慣れてもらうために声かけが大切な3つの理由|伊丹市
「歯医者に連れて行こうとすると、子どもが大泣きしてしまう」「治療の椅子に座るだけで固まってしまう」——伊丹市で小児歯科をお探しの保護者の方から、そんなご相談をよくいただきます。実は、子どもが歯医者に慣れるかどうかは、声かけの質によって大きく変わります。伊丹とく歯科では、子どもが「怖くない」と感じられる環境づくりと丁寧な声かけを診療の柱にしています。
この記事では、歯医者に慣れてもらうために声かけがなぜ重要なのか、その3つの理由を詳しく解説します。あわせて、年齢ごとに推奨されるケアや保護者の方からよくいただくご質問にもお答えしますので、ぜひ最後までご覧ください。
子どもが歯医者を怖がる理由とは
多くのお子様にとって、歯医者は「初めて出会う不思議な場所」です。大きな椅子、見慣れない器具、独特のにおい——大人でも緊張する方がいるくらいですから、お子様が不安を感じるのはごく自然なことです。まずは、子どもが歯医者を怖がる主な原因を整理してみましょう。
「知らない」ことへの不安
子どもの恐怖の多くは、「何をされるかわからない」という不安から来ています。事前に何も説明がないまま口の中に器具を入れられると、たとえ痛みがなくても強いストレスを感じます。特に3〜5歳のお子様は、目で見て確認できないものに対して強い不安を覚えやすい年齢です。
この不安を取り除くためにもっとも効果的なのが、「これから何をするのか」を丁寧に伝える声かけです。子どもは「知っている」だけで安心感が大きく変わります。
過去の経験・トラウマの影響
以前に痛い思いをした、無理やり押さえつけられたなど、過去のネガティブな経験がトラウマとなり、歯医者全般への恐怖心につながることがあります。こうした背景を持つお子様には、通常よりも時間をかけた丁寧なアプローチが必要です。伊丹とく歯科では、過去にトラウマがあるお子様に対しても、個別に配慮した時間枠を設けながら少しずつ慣れていただけるよう努めています。
「怖がらせたくない」という気持ちから、「痛くないよ」「すぐ終わるよ」などの不正確な説明をすることは逆効果になる場合があります。実際に少しでも不快感があると、子どもの信頼を損なうことになります。伊丹とく歯科では「嘘をつかない・騙さない」を大切な方針としています。
声かけが大切な3つの理由
「声かけ」と聞くと、単純なことのように思えるかもしれません。しかし、小児歯科における声かけは、子どもの行動や感情に深く関わる専門的なスキルです。ここでは、声かけが子どもの歯医者体験を変える3つの重要な理由を解説します。
理由① 「見通し」を伝えることで不安が和らぐ
子どもが安心して治療を受けるためにもっとも大切なのは、「次に何が起こるか」を知ることです。歯科の現場では、これを体系化したアプローチとしてTell-Show-Do(テル・ショー・ドゥ)法が広く用いられています。まず言葉で説明し(Tell)、実際に器具を見せて触れてもらい(Show)、そのうえで処置を行う(Do)という段階的な導入方法です。
伊丹とく歯科では、このTell-Show-Do法を基本とした声かけを全スタッフが実践しています。「このくるくる回る道具で歯をピカピカにするね」「お水がシュッと出るよ、冷たいけど大丈夫だよ」といった具体的な言葉で、お子様が「知っている」状態を作ってから処置に進みます。
Tell-Show-Do法は、お子様の年齢や発達段階に合わせた言葉を選ぶことが大切です。2歳と8歳では理解できる言葉がまったく異なります。伊丹とく歯科では、お子様一人ひとりの発達段階に応じた説明を心がけています。
理由② ポジティブな声かけが「できた!」という自信を育てる
子どもは褒められることで、次の行動への意欲を高めます。「口を大きく開けてくれてありがとう」「じっとしていられてすごいね!」といった具体的な言葉でお子様の小さな頑張りを認めることで、「自分は歯医者でちゃんとできる」という自己効力感が育ちます。この積み重ねが、歯医者への苦手意識を少しずつやわらげていきます。
当院では、治療後にお子様の「できた!」を可視化する工夫も取り入れています。ちょっとしたことでも「できた体験」として積み上げることが、次回の来院への安心感につながります。
理由③ 保護者の方との連携が治療の質を高める
声かけは、歯科医師・スタッフからお子様へのものだけではありません。保護者の方への丁寧な説明と情報共有も、お子様が歯医者に慣れるうえで欠かせない声かけです。「今日はどんなことをしたか」「次回は何をする予定か」「ご自宅でこんなケアをしてほしい」といったフィードバックを保護者の方にしっかりお伝えすることで、ご家庭での声かけにも活かしていただけます。
保護者の方が治療内容を理解して安心していると、その安心感はお子様にも伝わります。伊丹とく歯科では、保護者の方の質問にじっくりお答えする時間を設け、口腔内写真を用いたわかりやすい説明にも力を入れています。
①「見通し」を伝える(Tell-Show-Do法)/②「できた!」を褒める(ポジティブな声かけ文化)/③「正直に伝える」(嘘をつかない・騙さない方針)。この3つを全スタッフが共有し、一貫したアプローチを実践しています。
伊丹とく歯科が実践する「怖くない」小児歯科の取り組み
声かけの重要性をお伝えしてきましたが、伊丹とく歯科では声かけにとどまらず、さまざまな面からお子様が安心して通える環境づくりに取り組んでいます。院長の徳田 進之介は、東京医科歯科大学卒業後に小児歯科を含む一般歯科で研鑽を積み、現在も年間100人以上のお子様の診療を行っています。
初診時はいきなり治療しない——「慣れる時間」を大切に
初めて来院されたお子様に対して、当院では緊急の場合を除き、いきなり治療は行いません。まず歯科医院という場所に慣れてもらうための「トレーニングの時間」を設けています。椅子に座ってみる、器具を見て触ってみる、スタッフと会話する——こうした小さなステップを積み重ねることで、お子様の緊張が少しずつほぐれていきます。
「急いで治療を終わらせる」のではなく、「お子様のペースに合わせて進める」ことを何より大切にしています。治療時間も、お子様の集中力に合わせて短く設定し、無理のない範囲で進めます。
押さえつけての治療は行いません
当院では、お子様を無理やり押さえつけて治療することは行いません。押さえつけることで一時的に治療ができたとしても、それはお子様の心に深いトラウマを残すリスクがあります。歯科への恐怖心が強まると、将来的に必要な治療を受けることができなくなり、むしろお口の健康に悪影響を及ぼします。
もちろん、恐怖心が強いお子様に対しては特別な配慮をした診療時間枠を設けるなど、個別に対応いたします。すぐに治療ができなくても、長い目で見てお子様の気持ちを尊重することが、最終的にお口の健康を守ることにつながると考えています。
伊丹とく歯科の小児歯科についての詳しい取り組みは、小児歯科の診療案内ページでもご確認いただけます。
お子様が歯医者に慣れるまでの期間には個人差があります。1回の来院で慣れるお子様もいれば、数回かけて少しずつ慣れていくお子様もいます。焦らず、お子様のペースを大切にすることが重要です。また、治療が遅れることで虫歯が進行するリスクもありますので、定期的なご来院と保護者の方によるご家庭でのケアも並行してお願いしています。
年齢別・推奨ケアとタイムライン
お子様の歯の健康を守るためには、年齢ごとに適切なケアと歯科受診のタイミングがあります。小児歯科での声かけと慣れの取り組みと並行して、ご家庭でのケアも大切です。ここでは、年齢別の推奨ケアをご紹介します。
| 年齢の目安 | 歯科受診のポイント | ご家庭でのケア |
|---|---|---|
| 0〜1歳ごろ | 最初の歯が生えたら歯科医院に慣れるための来院を。哺乳瓶う蝕の予防指導を受ける。 | 保護者による仕上げ磨きをスタート。フッ素入り歯磨き剤の使い方を確認。 |
| 2〜3歳ごろ | 乳歯が生えそろう時期。定期健診でむし歯チェックとフッ素塗布を開始。 | 仕上げ磨きを継続。甘い飲み物・間食の頻度・量に気をつける。 |
| 4〜6歳ごろ | 奥歯の溝の深い部分へのシーラント適応を検討。指しゃぶり・口呼吸の評価も。 | 自分磨きの練習をスタート+仕上げ磨きを必ず行う。フッ素入り歯磨き剤の継続使用。 |
| 7〜12歳ごろ | 永久歯への生え替わり期。咬合・歯並びの評価と将来の矯正相談。定期健診は3〜6か月ごとに。 | フロスの使い方指導。ブラッシング技術を高める。スポーツをする場合はマウスガードも検討。 |
※上記はあくまでも目安です。お子様の状況によって最適なタイミングは異なります。詳しくはご来院時にご相談ください。
虫歯予防には、定期的なフッ化物塗布(年2〜4回)、年齢に応じたフッ素配合歯磨き剤の選択、食生活の見直し(甘い飲み物・間食の頻度を減らす)、そして保護者による丁寧な仕上げ磨きの組み合わせが効果的です。当院では初診時にう蝕リスク評価を行い、お子様一人ひとりに合った予防プログラムをご提案しています。
保護者の方へ知っておいていただきたいこと
お子様の歯の健康を守るために、保護者の方にも大切な役割があります。歯科受診への姿勢や、ご家庭での声かけが、お子様の歯医者へのイメージを大きく左右します。
ご家庭でできる「歯医者慣れ」への準備
歯医者に行く前に「痛いことをされるところだよ」という言葉は、たとえ冗談であっても、お子様の不安を大きくしてしまいます。反対に、「歯をピカピカにしてもらいに行こう」「先生に歯を見てもらうだけだよ」といったポジティブな声かけが、来院前の緊張をやわらげる助けになります。保護者の方ご自身が落ち着いた様子で歯科を受診する姿を見せることも、お子様の安心感につながります。
治療方針・選択肢についての透明な説明を大切に
伊丹とく歯科では、治療内容を事前に詳しくご説明し、必ずご同意をいただいてから進めます。治療の選択肢が複数ある場合にはすべてをご提示し、それぞれのメリット・リスクをわかりやすくお伝えします。「言われるままに治療された」とならないよう、保護者の方の疑問や不安にお答えする時間を大切にしています。セカンドオピニオンをご希望の場合も、ご遠慮なくお申し出ください。
伊丹市内でお子様の急な歯の外傷(転倒による歯の脱落・破折など)が起きた場合は、できる限り速やかにご連絡ください。当院では小児救急(外傷・誤飲等)の対応訓練を受けた歯科医師が在籍しており、緊急時の迅速な対応に努めています。永久歯が抜けてしまった場合は、乾燥させず牛乳や生理食塩水に入れて持参いただくと、再植の可能性が高まります。
- 医院名
- 伊丹とく歯科
- 所在地
- 兵庫県伊丹市平松4丁目3-12
- 電話番号
- 050-3146-4274
- アクセス
- 新伊丹駅(阪急伊丹線)から徒歩3分
- 診療時間
- 火〜土 08:30〜12:30 / 13:30〜17:30(土曜は16:00まで)
※月・日曜・祝日は休診 - 公式サイト
- https://toku-shika.com/
よくあるご質問(FAQ)
伊丹市内の保護者の方からよくいただくご質問をまとめました。小児歯科への受診を検討されている方はぜひご参考にしてください。

- 氏名
- 徳田 進之介(歯科医師)
- 専門分野
- 小児歯科・顕微鏡歯科・補綴学
- 経歴
- 2009年3月 東京医科歯科大学卒業、小児歯科を含め一般歯科にて勤務し研鑽を積む/2015年〜 PDインストラクターとして研修医にミラーテクニックを指導/2015年・2016年 日本顕微鏡歯科学会にて一般口演/2022年〜 神戸総合医療専門学校にて「補綴学」講師/2023年1月 伊丹とく歯科開業
- 所属
- 日本顕微鏡歯科学会/第2種歯科感染管理者/BPS認定歯科医師/日本睡眠歯科学会/HDA(ハイライフデンチャーアカデミー)認定医


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