【新伊丹駅の歯医者が解説】入れ歯はなぜ痛い?痛みの場面ごとの原因と対処法|伊丹市新伊丹駅の歯医者|とく歯科|入れ歯・小児歯科・審美治療

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医療コラム

【新伊丹駅の歯医者が解説】入れ歯はなぜ痛い?痛みの場面ごとの原因と対処法|伊丹市新伊丹駅の歯医者|とく歯科|入れ歯・小児歯科・審美治療

【新伊丹駅の歯医者が解説】入れ歯はなぜ痛い?痛みの場面ごとの原因と対処法

こんにちは。 新伊丹駅の歯医者、とく歯科院長の徳田です。

入れ歯に関するお悩みで、もっとも多く聞かれるのは「入れ歯の痛み」に関するものです。一方で、「入れ歯が痛い」と一口に言っても、いつ・どんなときに、どんな風に痛いのかは人それぞれで異なります。なかでも多いのは、次のようなシチュエーションです。

  • ・食事をするとき(食べ物を噛んだとき)
  • ・食べ物を飲み込むとき
  • ・入れ歯を着けたり外したりするとき
  • ・入れ歯にまだ慣れていないとき

 

そこで今回は、上記の4つのシチュエーションごとに考えられる痛みの原因や、新伊丹駅のとく歯科で行っている対策・対処法などをご紹介していきます。

「食事をするとき」に入れ歯が痛い(痛くて噛めない)

考えられる原因

  • ・かみ合わせのバランスが悪く、入れ歯が左右均等に当たっていない
  • ・歯ぐきや粘膜にキズがある
  • ・入れ歯の大きさが合っていない(入れ歯が長すぎる・短すぎる)

 

対策・対処法

 

まずは、左右のかみ合わせのバランスをみて調整していきます。入れ歯は痛いところだけを削っても左右のかみ合わせの差による当たりの強さや弱さは変わらないため、原因の解決にはなりません。したがって、最初はかみ合わせのバランスを整えて、左右が均等に当たるように調整することが重要です。

次に、があるところやキズができているところ、これから痛みがでそうなところなどを細かくチェックし、その部分を調整します。さらに、入れ歯が長すぎたり、短すぎたりする場合も調整が必要です。

また、キズの程度によっては入れ歯の裏側にクッション材を貼り、噛むときの痛みをやわらげていきます。

「食べ物を飲み込むとき」に入れ歯が痛い

考えらえる原因

  • ・下の入れ歯の内側(舌がある側)の長さ長すぎる

 

対策・対処法

食べ物を飲み込むときに舌の動きを邪魔しない程度に入れ歯の形や長さを調整すると、多くのケースで痛みを改善できます。

入れ歯を「着けたり外したりするとき」に痛い

考えられる原因

  • ・入れ歯の着け外しの方向が悪い
  • ・入れ歯の”出っぱり”が歯ぐきに食い込んでいる

 

対策・対処法

痛みを感じるタイミングによって対処法は変わりますが、まずは着け外しの方向を確認し、正しい方向で着脱できるように練習していきます。

くわえて、入れ歯の裏側の出っぱりが歯ぐきに食い込んで痛い場合は、出っぱりを削って調整することで痛みをなくすことができます。

入れ歯に慣れていなくて痛い(入れ歯が初めて)

考えられる原因

初めての入れ歯や新しく作ったばかりの入れ歯は、必ずといっていいほど痛みがあります

入れ歯も義手や義足と同じように、自分の体の一部として使いこなせるようになるまでにはある程度の時間やリハビリが必要です。つらい時期ですが、ここを乗り切れば痛みは徐々に落ち着いていくので、次の対処法を参考にしながら乗り越えていきましょう。

 

対策・対処法

自分のお口が入れ歯の使い方を覚えるまでは、ゼリーやお粥などあまり噛まなくてもいい食品から食べ始め、入れ歯を自分のお口に馴染ませていきます。

この時期は食べ応えのある食事をグッと我慢して、軟らかいもの・食べられるものから少しずつ噛む練習を続けていきましょう。

まとめ|入れ歯の痛みは我慢しないで歯医者さんに相談しましょう

入れ歯が痛いときは、それを我慢してまでお口に入れる必要はありません

無理に使い続けて歯ぐきに大きなキズができると治るのにも時間がかかり、かえって入れ歯を使えない期間が延びてしまいます。したがって、入れ歯に痛みがある場合は無理せず外し、早めに歯科を受診するようにしてください

なお、受診に際しては多少の痛みがあっても、その前日あたりから入れ歯を使っておいたほうがよいケースもあります。予約の際に、そのあたりも担当歯科医に問い合わせておきましょう。